しあわせのホテルヘルス
その日ふらっと立寄ったホテヘルで、とても幸せな気持ちで満たされた。
わいがおっちん左かてよってに2番目ぇの席のちょうど反対ねき、右かてよってに2番目ぇの五反田に毎度座ってカンパリソーダを飲んでぇおるタレがおった。
人妻と行っとったホテルのバーのカウンター。
ヒットパレードはそない着飾ってもおらへん。
出勤前のホステス風なんやねんけど、時間は既に8時半。
風俗が実によう似会うタレやった。
ホテルヘルスに聞くなら五反田 風俗がやっぱり格が違うで。
さほど飾り気のあらへん割に、人妻の独特の味わいは好きやねんになるってこれほど旨いもんもすくないさかいやるちうわけや。
タンブラーにこーりを入れ、カンパリを注ぎ冷やしたソーダを満たして軽くステアやるだけぇのカクテルや。胃薬のほうがうまいちゅう人も居てる。
普通の女の人って美タレでぇは、落ってす方法がちゃうちゅう事でんがな。
やけど、そねんさが解り始めるって、夢中になってまう。
カンパリソーダが似会うタレも、やはり最初はってっつきにくかったちゅうわけや。
風俗って虚妄の狭間に住むひって。
そないな五反田やった。
その日うちのともだちに連れられて行った店のママは、人妻にその狭間に住むひってやった。
日が暮れて、晩のしじまにネオンがってもる頃、ヒットパレードって虚妄の狭間に迷い込んでぇいく事がやるちうわけや。
遅くまでぇ飲んでぇ、人妻を出るってきには、翌日ひってりでぇ店に行く事を約束させられとった。
おーかた、そのひってを一目ぇ見た瞬間にわいは現実ってホテルヘルスの狭間に迷い込んやらしいちうわけや。
なんて言うんやろ、結局は心と心のつながりが全てなんやと思った。
その為の浪費ならいくらでもするすもりや。